のりすけ夫のお友達(男っす!)が二人沖縄に遊びに来ました〜。
3泊4日でダイビング三昧!というスケジュール。
さすが
「だんすぅぃー(男子)的スケジュール」ですよね。
女子的スケジュールでは「美ら海水族館」などなど、観光も盛り込んだスケジュールになりそうだけど、
「観光全くなし!」の模様です。
ヲイラはダイビング経験が無いのですが、一日3本潜ったら、へろへろになるとのこと。
夫も昨日は休みを取って、一緒に慶良間に潜りに行きましたが、帰ってきて腰痛で、湿布張ってうなってました。(笑)
しかもお友達一名は、初日に肉離れを起こしたらしいのですが、痛み止め飲んででも潜ってます。
恐るべし・・・東京帰ったあと大丈夫なのか、君?
そうそう・・・。
今回、なんでこのタイトルかといいますと。
初日に「じゃ、夜ご飯でも食べにいく?」ってことになりました。
友達A君が
「俺は沖縄料理は口に合わないようだ・・・」とのことだったので、
おいしい
県産黒豚(あぐー)が食べられると有名人もこぞってやってくる焼肉店へ行きました。
噂どおり豚肉めちゃくちゃ美味しかったです。
店内には
加藤茶、
田崎真也(ソムリエ・沖縄在住)・
小橋賢二(ちゅらさん・えりぃ夫役)などなど確認しきれないほどサインが貼ってあり、やはり人気店な様子。
でも、ここからが本題。
友達A君、B君がダイビングショップにお願いして取ってもらった宿がある場所がすごいって話になったんです。
「いやぁー!のりちゃん。沖縄はやっぱアジアを感じるね〜。」亜熱帯なこの空気のことを言ってるのかと思ったら、
「俺らの宿のあるところがどうやらいかがわしい地区みたいでさ!その空気がアジアなの!わかる?」はいはい・・・何となくわかります。
アジア専門旅人のヲイラはさすがに♀なので、旅先ではそういう地区には立ち入りませんが、
夜歩いているとアンニュイな感じのお姉さんから、「え!?あなたも?」というおばちゃんが
暗ーい通り沿いに、何をするわけでもなく立っている・・・。
そして、♂が来るとこそっと声をかける・・・。
っていうあの雰囲気。
沖縄にもちょっとそんな空気をかもし出してる地域がありまして、
以前観光できたときに、タクシーの運転手さんにも
「○○には行かない方がいいよ、地元の人もあんまりいかないから・・・」といわれました。
ま、日本は法律で禁止されていますから、お姉さんがふらっと立っているわけではないです。
東京で言うところの「新宿・歌舞伎町」ですね、いわゆる。
で、これまた昼間は爽やかダイバーなA君は、東京ですでにその情報をキャッチ!
人気店をピックアップしてきた・・・といってウエストバッグからメモ帳を出してきて、
「えーっとね、○○って店が人気ナンバーワンで、かわいい子がいるのは○○って店らしい」一同
「ネタ帳かよ!」とつっこみつつ爆笑。
当然、Aくんは下調べもしてくるぐらいだから行く気満々!
ま、独身だし、ヲイラも20代前半くらいなら
「やー・・・サイテー・・・」とかつぶやいちゃったかも知れませんが、
サバをよんでも30代なヲイラは寛大なこころで「へー!」と聞いていたわけであります。
そこで・・・
「のりちゃんもいこうよ!昨日は女の子も来てたよ!へーき、へーき・・・」・・・・・・・・・。
おいおい・・・昨日もいってんのかよ!
つーか、今日もいくのかよ・・・。( ̄- ̄;)
と、内心つっこみつつ、じっと夫の顔を見る・・・。
ものすごい不安げな顔・・・。(妻をそげなところの行かせたくないオーラを出している・笑)
えー・・・夫は妻が下ネタを話すのはあまり好まないんですが、
すみません・・・ヲイラ昔の職場の同僚と飲んでて、下ネタに暴走していっても、
「へー!そんでそんで?」みたいなノリで、
「あんた、ついて来すぎだから・・・少しは引きなさいよ・・・一応女なんだからさ」って言われてたくらいの人間ですから。
時間的に「えー・・・」とは思ったけど、
「だってこんなことないよ!」「自分じゃ絶対いかないでしょ?」ま、確かにね。ホストならまだしも(いや行ったこと無いけど)、そちらさん達が行くような店に通常女子は行きませんからね・・・。
社会科見学でいってみっか・・・と思い、「いいよー」と、移動開始。
移動中も不安げな夫をよそに、
タクシーを下りるなりアドレナリンが放出されました!すごいんすよ!
タクシーが止まった瞬間、
ゾンビのようにポン引き(っていうの?)の兄さん達が
ざっと15人弱ぐらい群がってきて、寄ってたかって
「はい、女の子はタダだよー」
「はい、女の子はタダだよー」
を連呼。
そこでびびるのが
通常「もてる女子」なんだろうが、
「やったー!タダだぁぁぁーーーー!!」とバンザイしてるヲイラ。
女度さがりまくり・・・。
そんなポン引きゾンビの中を、目当ての店めがけまっしぐらなA君。
取り残されたのりすけ夫、B君、ヲイラ・・・。
この状況がおかしくてたまらない・・・。
「交渉はあの黄色Tシャツのひとに!(A君)」とゾンビに伝えると、
ゾンビの群れは一斉に黄色Tシャツへ・・・。A君がお店の名前を告げると、ゾンビ兄さん達が
「ハイ、○○〜!」「「○○さんどこ〜?」と連携プレーでその店の呼び込み担当者君を捜す。
ここでも
「ゆいま〜る精神(相互扶助精神)」なのか?
見つけた途端、「ハイ、黄色Tシャツ〜」「黄色Tシャツ〜」と
ゾンビが伝言ゲーム状態。笑った・・・。
目的のお店に到着。
あ、ここで頭の中が??になっている女子のみなさん、ヲイラ達が行ったのは
いわゆる「キャバ○ラ」というところです。
早速入店、ヲイラはもちろん初めてですが、新参者からみても「え?ここほんとNo.1?」
というくらい、店内はパブス○ックみたいに微妙な地味さ。
長いソファーに次の順番に座った。
B君−A君−夫−ヲイラ
しばらくして、「しつれいしまーす
」と女の子が二人登場。
いわゆる「キャ○嬢」
キタ━━━━(゚∇゚)━━━━ !!!!!
そして、次のような配置に。
女の子Cちゃん−B君−A君−女の子Dちゃん−夫−ヲイラ
Cちゃん→B君のお酒作り
Dちゃん→A君のお酒作り
あれ?夫は・・・・?
夫完全取り残され状態・・・。
のりすけ、夫に「お酒作りますね〜♪」と、にわかキャ○クラごっこ。
さすがに、夫がグラスをDちゃんに「おねがいします〜」と差し出す。
乾杯をし、A君・B君・Cちゃんチーム一気に盛り上がってる。
さすが・・・。(汗)
Dちゃん・夫・のりすけチーム・・・。
気まずさ満開。(爆)
っていうか、夫の顔をみたら明らかに目が床・・・。
「夫よ・・・一番来たくなかったのは君ではなかったか?」(笑)困っているよ・・・この人。
そのうち私に席を替わってくれという。
それはちがうだろう・・・と思いつつも、この空気はやだわ、と思って、席替え。
まぁ、こんなシャイなお客さんも盛り上げなきゃいけないのがお仕事でしょうがぁ〜。
と思って、Dちゃんに
「もうどれぐらいお勤めしてるの?」と聞いたところ、
Dちゃんが
「実は昨日からなんですっ♪」と教えてくれた。
えー!マジー!?
なんて驚いてたら、不慣れなんでしょうか、自らバイトをはじめた理由なんかを話してくれた。
しかも
「お店ではDっていうんですけど、ほんとは○○っていうんですよ〜」と耳打ち。
「お店来たら、○○って名前の人がもういて、ほら私新人なんでー・・・」・・・・・ってDちゃん、お店で本名はまずいって!(爆)なんでも、専門学校生で、兄弟上二人が大学にいってるので、自分の学費を稼がなきゃいけなくて、
昼間のバイトだけでは到底足らず、はじめたらしい。
でも、やっぱり心配だから、友人Cちゃんと一緒に昨日から入店とのことだった。
もちろん、歌舞伎町でもそういう女の子達はいっぱいいるんだと思うけれど、
店内見回してもケバケバの女の子はあんまりおらず、Cちゃん、Dちゃんはさらに控えめな洋服。
なんだか、妙に心配になっちゃって、
「帰りはちゃんとお店の人が送ってくれるんでしょ?」なんて聞いちゃったりして。
「いや、広告にはそう書いてあったんですけど、昨日は送ってもらえなかったんです〜。
でもどうなってるのか、まだ聞けないんですよ、
まだ2日目なもんで(笑)」
「やっぱ、派閥とかあるの?」
「それもわかんないんですよー!なにしろまだ2日目なもんで!怖いですよねー・・・。」とかいっちゃって、Dちゃんとヲイラすっかりうち解けモード。
おいおい・・・ここは何の店なんだ?って感じ。(笑)
あ!書き忘れてましたけどね、うち解ける前に発覚したんですが。
C&Dちゃんはヲイラのことを
「お店の先輩」だと思ったらしいんです!
で、きたら一番端っこにすでに姉さんが座ってたから、OK
とおもってA君と夫の
間に座り、A君のお世話をしてたみたいなんです。
ほら・・・なにしろまだ2日目なもんで・・・。他の従業員もわかってないって言うは・な・し。(爆)
その間違いが発覚して、みんなで大爆笑!
ヲイラ 「今日は同伴なんですぅ〜」(爆)みたいな・・・。
いやしかし、年齢的にも微妙だし、
カーゴパンツにアジアンサンダルの「キャ○嬢」いないだろー・・・。
どう考えても。(´ー`;)┌
その後はヲイラがいるせいもあってか、初心者マークC&Dちゃんもなんか緊張感がほぐれたのか、
合コン?ていうノリで
「ロシアンたこ焼き」「ロシアン軍艦巻き」などで大盛り上がり!
ヲイラがお酒入れてもらって
「アザース!(ありがとうございます体育会系バージョン)」をいうと、
「なんですか?東京ではそういうんです?」と聞いてきたので、深夜番組にあるんだよ、なんて教えたら、
C&Dちゃんツボだったみたいで、ことある毎にみんなで
「あざーす!」「あざーす!」と連発してました。
ヲイラ夫婦が在住ということもあって、ゴキブリ話やオバァの話でローカル盛り上がり。
まだまだ、面白い話は尽きないですが、
間違いなくヲイラがいたことで、
「正しいキャ○クラの雰囲気」ではなく盛り上がっちゃったかも。
ごめんよ、A君。
でも、誘ったのA君だから良いよね・・・(笑)ってことで。
「明日はみんなでうちで飲むから、来れば?」と夫が言うと、
「行きたい!行きたい!」っとDちゃんがマジでCちゃんに声かけてたのがほほえましかった。
「明日もDちゃん仕事でしょー!」といったら、
「あ・・・そうだ・・・無理だ・・・」とか真顔で言ってるし。
なんか、そんな素朴なC&Dちゃんに心からエールを送ってあげたい気持ちになり、
帰りのお見送りをしてくれたとき
「Cちゃん、Dちゃん!ちばりよぉー!(沖縄の言葉で“がんばれ”の意)」と、ファイティングポーズしたら、「沖縄言葉」がすっごく嬉しかったみたいで、
「うんうん!ちばるよ!のりちゃんまたね!」って。
・・・・・・・・。
いやいや・・・非常に残念だけど、ヲイラが来る店じゃないんだよ、普通。(笑)
そんなかわいい若葉マークの二人は、帰る私たちを
「あざーす!(笑)」と見送ってくれました。(´∀`)なんてかわいい・・・。
彼女たちが変なお兄さんに引っかからないことを祈っております。
いや、こんな格好のお姉さんは当然いないです・・・
A君&B君にいわれました。
「のりちゃん、焼き肉屋より生き生きしてるじゃん!」って。
確かに・・・超楽しかった。
んー・・・なんか歌舞伎町でキャ○クラ体験デビューしたらまた違ってたかも、かな。
頑張っている二人をみてなんか励まされたのと、
こちらに来て、女の子と馬鹿騒ぎなんてずっとしてなかったからなー。
地元の子とたわいない会話でゆんたく(おしゃべり)できて楽しかったのかな・・・。
ってかくと、すごい寂しい感じだけど。(笑)
否定は出来ないな。(ρ_;)くすんっ
・・・というわけで
『沖縄夜の社会科見学』報告でした。
一応、書いておくとA君もB君もとても良い人です。
良識ある大人の男の遊び・・・ということで同行させて頂きました。
昨日は我が家で飲んだのですが、心配してくれたのか「昨日楽しかった・・・?」
と聞いてくれたので「超楽しかったよ!」と答えましたよ。
帰り際、「また遊びに来てねー!社会科見学しようねー!」と言ったら、
「わかった!良い店探しとく!!」とタクシーに乗り込むA君の目が
( ̄ー☆キラリーン と光るのをヲイラは見逃しませんでしたよ。(笑)
最後に・・・あの日、店から出て彼らと別れ、タクシーに乗った瞬間夫が
「ごめんよーーーーー!ごめんよ妻、あんなとこ連れてってー!!!」(;≧□≦)と必死に謝っておりましたが・・・。
いや、ほんとに楽しかったんで・・・・すいません。※これ読んで、ブログ読む人減るかも・・・・(汗)